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トピナンブール

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トピナンブール
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畑に蒔かれた種が、スクスク育ち野菜になる。 収穫して食べる!美味しい!身体に良い! 当たり前のようですが、凄いことです。 一つ一つの野菜に生産者の思いが詰まっていたり、 語りつ尽くせない歴史と文化が潜んでいたり、 地域を活性化させたりもします。 限られた地域に何代にもわたって、種を採り継承されてきた伝統野菜! その伝統野菜が新しい未来を作り出す。 そんな野菜がもたらす新しい未来にガッツリ関わっていきたいと思います。 皆さんも是非ご一緒しましょう!

トピナンブール

キク科ヒマワリ属

  •  (英)エルサレムアーティチョク(Jerusalem artichoke)
  •  (仏)トピナンブール(topinambur)
  •      菊芋 ブタ芋

原産地

北アメリカ原産

産地

青森県、新潟県、福島県、長野県、フランス

流通時期

青森県、新潟県、福島県   11月~4月

フランス 通年

面白い名前の由来

トピナンブールの原産は北アメリカ、今のカナダといわれています。

「カナダ」と名付けたのはフランスの探検家ジャック・カルティエで、1534年フランス王フランソワ1世の命を受け、ヨーロッパ人として初めて北アメリカ内陸部を探検しケベックに到達、この地を「ヌーベル・フランス」と名付けました。

その後1604年に「ヌーベル・フランスの父」といわれるサミュエル・ド・シャンプランにより最初の定住植民地が開拓されました。

このサミュエル・ド・シャンプランが現地のトピナンブールをフランスに献上したことによりヨーロッパに伝わったといわれています。

サミュエル・ド・シャンプラン

ところが、このトピナンブールという名前はブラジル東海岸に住むラテンアメリカインディアンのトゥピナンバ族からつけられたという謎。

一説にはサミュエル・ド・シャンプランにより、フランスに伝えられた同じ時期に、トゥピナンバ族がフランスに訪問していて、「自分たちも知っている」といったことから、トピナンブールになったとのことです。

おそらくはジャガイモと間違えたと思われます。

実際に南アメリカ、アンデス原産のジャガイモがヨーロッパに伝わったことにより、トピナンブールはその地位をジャガイモに譲ることになります。

英名はエルサレム アーティーチョーク(Jerusalem artichoke)といいます。

今度はエルサレムです。これは古いイタリア語でGirasole Articioco(ジラソーレ アルティチョッコ)

ヒマワリ アーティーチョークという意味ですが、このGirasole が訛ってJerusalemになってしまったといわれています。

花はヒマワリに似ていて、味がアーティーチョークに似ているからですが、これが日本に伝わると黄色いこの花が

菊に似ていると、「菊芋」になりました。

この菊芋、草丈は2m以上にもなります。

菊芋

葉が落ちると地下では茎自身が肥大化してきます

菊芋

 

菊芋 収穫

 

菊芋

先にもあげましたが、ジャガイモの台頭で忘れられていた野菜でしたが、近年では栄養価が高く、

多く含まれるイヌリンが食後血糖値の上昇を抑えると、健康食品として脚光を浴びてきています。

また、フランス料理などでも野菜に重きを置く流れで、忘れられた野菜が注目されてきたことから、国内の生産量も増えてきています。

 

 

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